仮想通貨の会計処理を検討するにあたって

仮想通貨の会計処理に迷われている方も多くいらっしゃるかと思います。

仮想通貨自体が新しい取引形態であり、実務慣行も定着していない段階であるため、当然ながら、悩むのも仕方ない状況かと思います。

企業会計基準委員会では、仮想通貨の利用者や仮想通貨交換業者における仮想通貨に係る会計上の取扱いについて検討を実施しているということです。

今後、平成 29 年 12 月に公開草案を公表することを目標としているとのことです。(当記事投稿時点)

 

参照元:企業会計基準委員会(2017年11月24日)

「現在開発中の会計基準に関する今後の計画」

 

依然として公的な見解や指針が少ない状況ですが、今年9月には、国税庁が個人所得税でのビットコインに関する課税関係の取り扱いを公表しています。